魔術
エスカフラージュの魔法について
動画ではこちらで解説(niconico)
ネーベルイスト(霧+イスト)
魔力の源。また魔力そのもの。ネビーと略される。
世界中に漂っている粒子で、目には見えない。
生きているもの全てに浸透する。
濃度には場所差があり、自然が多い場所に多く存在する。
逆に、自然の少ない場所では薄い。
街中では大勢が吸うため、薄い。
「ネーベルイストが濃い」「ネーベルイストが薄い」というように使われる。
濃い場所:森、川、空
薄い場所:街、地下
魔力
所謂RPGゲームにおけるMPと同意義。生物が持てる魔力。
生物は、体内にいくらかネーベルイストをためておくことができる。これには個人差がある。
魔力は、成長するにつれ増えていくこともある。
魔術を使えば、魔力は減る。無くなれば魔術を使用できなくなるが、しばらく使わなければ回復する。(※1)
「魔力がもう無い」「魔力を回復する」「持てる魔力が増えた気がする」というように使われる。
術足石(じゅったせき)
ネーベルイストを溜め込んでおける石。大きいほど溜めておける。
普通にそこらへんの鉱山で採石できる。
尽きた魔力を回復するために主に使用される。
現代で言うガソリンくらいの生活必需品で、なくても生活はできるが、あれば非常に便利。
小さいサイズなら価格は手頃で、雑貨屋にも売られている。
業務用サイズとなるととたんに希少で高価になる。
魔術
人の生活を豊かにする力。魔法。
人は、大別すると4種類の魔術使いのレベルに分けられる。
魔術を習得するにはそれなりのセンスと努力が必要である。
それは完全に個人差であり、若干だが遺伝も関係する。
魔術を使う方法自体は簡単で、詠唱だけで使用できる。
魔術の属性種類は少なく、火、水、風に分かれる。
一般的に、先天的に決まっている1属性を得意とする。
人間の能力的に、2つ以上の属性を極めるのはほぼ不可能であると言われている。
そのため、火の魔術が使えても水の魔術は使えない人などがいる。
RPGによくある、体力回復、防御力アップ、攻撃力アップなどの、生物の体に直接影響する魔術は存在しない。
そのかわり、人は3属性を応用して様々な魔術を開発してきた。
(例)
1:火と風の魔術を合わせて火炎放射
2:風を操り物を浮かす、浮遊する
3:水を出すのみではなく、水の行き先を操る(波を起こす)
4:火を起こすだけでなく、一定方向に飛ばす(極めれば攻撃手段となる)
魔術使い
魔法使いのこと。
魔術使いにも位が存在する。位に比例して魔力も高くなる
魔術位:ムム(ラテン語:第1)
人口約50%
ほぼ魔力が無い者を指す。
かろうじてマッチの炎程度の魔術が使用できる。魔力があっても魔術が使用できない者もこれに該当する。
(例)
火:マッチ棒の火。2秒くらい(他に燃え移る前に消えてしまう)
水:全魔力で50ml位。
風:扇子でゆっくり扇いだくらい。5秒位。
魔術位:セク(ラテン語:第2)
人口約30%
魔力がある程度あり、日常生活の助けになる程度の魔力を持ち、魔術を使用できる者を指す。
(例)
火:コンロの火を付ける、焚き火の火を付ける、(燃え移せる)
水:全魔力で5L以上
風:扇風機の強レベル 魔力がある限り使用可能
魔術位:テル(ラテン語:第3)
人口約20%
魔術を仕事として使いこなす者を指す。このレベルになるには、資格が必要。
魔術で魔物を倒せる魔力を持つ者。このランクから魔術使いと名のれる。
努力次第では属性無の加護魔術を使用できる。
(例)
火:火炎放射
水:滝のような勢いの水
風:車を吹き飛ばす(あくまで例。エスカに車は無い)
加護:一定範囲内魔物を寄せ付けない。
魔術位:クア(ラテン語:第4)
人口1%未満
最高レベルの魔術使い。高い地位に居るものが多い。
クラリメセタの森に入り、無事焼印を彫られた者のみが得られる称号。
クラリメセタの魔女から印を貰っているため、最終魔術を使用できる。
なお、クラリメセタの森で死亡するものが過半数のため、人口は全く増えない。
存在自体が危険なため街中での魔術の使用は禁止される。
そのため世の中ではレベルテルが魔術使い最高位で、テルを目指すものがほとんど。
それ以上は人間辞めてるバケモンという風潮が一部ではある。
レベルテルは人から尊敬されるが、
レベルクアは周りから、建前は尊敬、本音は恐怖と畏怖の念を抱かれている。
なお、最終魔術を使うと二度と魔力が貯められなくなるため、魔術が使えなくなる。
しかし偉業を成し遂げたとして盛大に感謝されもてはやされるし人生安泰になる
(例)
火:半径数10mを覆う火炎
水:波が押し寄せる
風:家を吹き飛ばす
加護:範囲が広がる
最終魔術(レスワイズ)
レ・ワイズ(渡り鳥)より
レスワイズという正式名称だが、ほとんど最終魔術と呼ばれる。
自分の唱えた魔術を術足石に転移させる魔術。
どの属性にも属さず、クラリメセタの魔女から印を授かったもののみ使用できる。
これを唱えると、術足石に魔術を転移させられる準備が整う。
その状態で他の魔術を使用すると、その魔術が術足石に移り、半永久的に使用可能となる。
使い方としては、
街の入り口で最終魔術:加護を使用→街の入口に魔物が寄り付かなくなる
街の噴水で最終魔術:水を使用→噴水の水を上水から流さずともよくなる
などが上げられる。
欠点としては、術足石に溜められたネーベルイストが無くなれば、術足石にかけられた最終魔術は無かったことになるという事。
そのため最終魔術に使用する術足石は、なるべく大きいほうが良いとされる。
成功例が少ないため、目で実際にレスワイズされた術足石を見たという人は少ない。
レスワイズの有効活用も今の所あまり出来ていないが、ほとんどのクァルトゥは自国を豊かにするためにこれを使用する。
クラリメセタの森
クラリ=泣く=クライ
メセタ=墓地=セメタリ
別名、泣き墓地
森に入った者が迷い、魔物に襲われ泣き叫びながら絶命することから別名、泣き墓地と言われる。
エスカの果ての何処かにある非常に深い森。
人がほとんど踏み入らないため魔物が多く、凶暴化している。
魔術使いがレベルクアになるための試練をする場所。
森の何処かに魔女が住んでいる。
クラリメセタの魔女
別名:泣き墓地の魔女
クラリメセタの森にいつからか住み着いている魔女。
名前は無い。
非常に高い魔力を持っており、全属性の使い手。
家を訪ねたものに試練を与え、合格したものには最終魔術が使えるようになる焼印を彫る。
正体不明だが、エンドラの手下だと思われる。
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